アジアサッカー・AFCチャンピオンズリーグ(ACL) 最新ニュース
【写真:Getty Images】
浦和レッズは敵地で競り負ける
6日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループJ第6節にて、浦和レッズはアウェイでハノイFCと対戦した。浦和はこの試合に1-2で敗北し、決勝トーナメント進出の望みは潰えた。浦和はグループJを2位で終えたが、東地区5グループの2位のなかで上位3チーム以内に入らなければならなかった。
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明治安田生命J1リーグの全日程が3日に終了し、浦和は中2日でベトナムのハノイに渡った。
決勝トーナメント進出のためには勝利が必要な浦和は、試合開始直後から攻勢をかける。6分、浦和のコーナーキックからチャンスは生まれる。岩尾憲がペナルティエリア内にクロスを供給すると、アレックス・シャルクがこれに反応。浮き球をトラップして中央に折り返したところ、相手DFに当たり、主審はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を介してPKの判定を下した。
キッカーはアレクサンダー・ショルツ。今季リーグ7得点のうち6点はPKによるもので、高い決定率を誇る。しかしショルツはこのチャンスをものにできず、相手GKに枠外へと弾かれる。この後も浦和は再三相手ゴールを攻め立て、前半だけで9本のシュートを放った。
しかしスコアは動かず。前半はこのまま終了。浦和は後半の頭からMFの伊藤敦樹と大久保智明を投入し、攻め方にバリエーションを増やそうと試みる。
ところが53分、均衡を破ったのはハノイだった。左のCKからグエン・ハイ・ロンがクロスを放り込むと、ダミアン・ル・タレクがこれに頭で反応。一度はGK西川周作が弾くも、ダオ・バン・ナムに押し込まれて浦和は先制を許した。
トーナメント進出のために2得点が絶対条件となった浦和は、60分にFWのホセ・カンテとMFの関根貴大を投入。
すると65分、ブライアン・リンセンが1点を返す。右サイド深くでボールを持った荻原拓也が、左足でグラウンダー性のクロスをエリア内に供給。これに反応したリンセンが右足で合わせて、浦和が試合を振り出しに戻した。
しかし87分、相手チームにPKを与え、浦和は再度ビハインドに。試合を通して浦和はシュート数や支配率でリードするも、試合は終了。トーナメント進出の道は絶たれた。
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