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遠藤航がプレミアリーグ初得点、序章に過ぎない？

　リバプールに所属する日本代表MF遠藤航が、現地時間3日に行われたプレミアリーグ第14節のフラム戦でゴールを決め、リバプールの4-3勝利に貢献したことで評価が高まっている。英メディア『TBRフットボール』は、この活躍をきっかけに、リバプールでの扱いが良くなることを願うような様子を見せた。

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　遠藤は今年8月にシュトゥットガルトからリバプールへ1600万ポンド（約29億6000万円）で移籍したが、出場機会に恵まれず、リーグ戦では先発起用された試合が少ない。それでも少ないプレー時間で印象を残し、フラム戦ではプレミアリーグ初ゴールを決めていた。83分に途中出場を果たし、87分に同点弾を決めるという劇的な展開だったが、直後の88分にトレント・アレクサンダー＝アーノルドが勝ち越しゴールを決めたことで、やや遠藤の印象が薄れる形となっている。

　これに関して、同メディアは「遠藤がこの件で寝不足になることはないだろうが、彼の栄光の瞬間が2分も無かったことは気の毒に思う。アーノルドの決勝弾が注目を集めたが、遠藤から目を背けてはいけない。遠藤の一撃は崇高なものであり、多くの選手が貪欲な観衆の前で冷静さを保てず、敗戦まであと数分という場面でのものだった。願わくば、この瞬間が遠藤にとって、リバプールでヒーローになるために必要な足場になることを望んでいる」と、今後の活躍に期待する様子を見せた。