9位:毎熊晟矢(セレッソ大阪)
生年月日:1997年10月16日
市場価値:100万ユーロ(約1億4000万円)
2023リーグ戦成績:31試合1得点2アシスト
毎熊晟矢は、2020年に地元のV・ファーレン長崎に加入して、プロとしてのキャリアを始めた。FWとして加入した毎熊は、手倉森誠監督のもとでサイドバックにコンバートされて1年目からレギュラーをつかみ、J2で2年間活躍したのち、2022年にセレッソ大阪へ移籍。新天地でもすぐにレギュラーに定着し、J1デビューから約3カ月後の2022年5月には、リーグ月間MVPに選出された。
2022シーズンはC大阪で主に右サイドハーフを務めた毎熊だが、2023シーズンはジョルディ・クルークスの加入もあって、右サイドバックが定位置になった。すると、前シーズン以上の存在感を見せて注目の存在となり、9月にはサッカー日本代表デビュー。11月のミャンマー代表戦では、守備時に空中戦でも地上戦でも相手に何もさせない安定感を見せ、攻撃時には果敢なオーバーラップから精度の高いクロスを入れるなど、好印象を残している。
C大阪加入時の2021年1月に45万ユーロ(約6300万円)だった毎熊の市場価値は上昇を続けており、今年6月に100万ユーロ(約1億4000万円)に達した。26歳の毎熊は、さらに市場価値を高める可能性がありそうだ。