4位:名古屋グランパス
ホームスタジアム:豊田スタジアム(収容可能人数:4万3739人)
平均入場者数:2万7504人
今季、名古屋グランパスはホームゲームで46万7575人を動員。1試合平均では2019シーズンに迫る2万7504人と、まずまずの結果になっている。静岡県にJ1クラブがない今季は地理的に隣県とのクラブと対戦する機会がリーグ戦ではないにもかかわらず、関東圏や関西圏のクラブを迎えた一戦では大観衆を集めている。
前半戦で最も観衆を集めたのは、第11節のヴィッセル神戸戦だった。5月3日とゴールデンウィークに行われたことに加え、1位と3位という上位対決がこの試合を一層注目させた。新型コロナウイルス感染症によるパンデミック後、初のチケット完売となったこの一戦は、試合終了間際の藤井陽也のゴールで名古屋が2-2に追いつく劇的な展開となった。
8月5日のアルビレックス新潟戦は、28年ぶりに国立競技場で開催され、5万7058人を動員している。続く第28節・鹿島アントラーズ戦(3万8642人)、第26節・横浜FC戦(3万3235人)、北海道コンサドーレ札幌戦(3万6950人)と3試合続けて3万人超えを記録。動員という面で惜しかったのは、ラスト2試合で豊田スタジアムが使えなかったことだ。さらに、パロマ瑞穂スタジアムは建て替え工事が行われており、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で2試合が開催された。