FW:ホセフ・マルティネス(ベネズエラ代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年5月19日
今季所属:インテル・マイアミ(MLS)
今季リーグ成績:27試合7得点1アシスト
冬の移籍市場で争奪戦となりそうなのが、今季限りでインテル・マイアミを退団したホセフ・マルティネスだ。
10代で赴いた欧州では特別な結果を残すことができなかったベネズエラ代表FWだが、2017年よりMLSに参入したアタランタ・ユナイテッドに加入すると才能が開花。2年目の2018シーズンには34試合でMLS新記録となる31ゴールを奪って得点王に輝くと、ポートランド・ティンバーズとのプレーオフ決勝で1得点1アシストの活躍を披露して同クラブの初優勝に大きく貢献した。
2020年に膝の前十字靭帯断裂の大怪我を負って以降は得点数が伸び悩んでおり、2021シーズンは12ゴール、2022シーズンは9ゴール、2023シーズンは7ゴールと減少傾向にある。それでもMLS通算161試合で105得点を奪った得点力は本物で、現在30歳という年齢を考えても老け込む年ではない。
ぜひともJリーグで見たい選手の一人だが、すでに移籍の噂が立っている。その一つが自身もMLSで選手、監督の経験があるウェイン・ルーニー率いるバーミンガム・シティへの移籍だ。現時点での信憑性は不明だが、このベネズエラ代表FWが世界中のクラブから引っ張りだことなることは間違いないことだろう。