5位:ディエゴ・ピトゥカ(鹿島アントラーズ)
生年月日:1992年8月15日
市場価値:160万ユーロ(約2億2400万円)
2023リーグ戦成績:31試合3得点1アシスト
2021年に鹿島アントラーズにやってきたブラジル人のディエゴ・ピトゥカは、JリーグのMFとして最高額の160万ユーロ(約2億2400万円)という市場価値だ。その評価にふさわしい見事な活躍を見せている。
ピトゥカはJリーグ1年目から鹿島の中盤で圧倒的な存在感を放った。泥臭いハードワークを90分間続けて高いボール奪取力を発揮している。さらに抜群の精度を誇る左足で攻撃の起点にもなり、隙があれば強烈なミドルシュートも狙える万能MFだ。
28歳で鹿島にやってきたとき、ピトゥカの市場価値は240万ユーロ(約3億3600万円)だった。Jリーグで市場価値は右肩下がりが続いているとはいえ、全体的に市場価値が下がる年齢であることを考えると、31歳で160万ユーロ(約2億2400万円)は、緩やかな下落ペースと言えるだろう。
今年7月に古巣サントスは、ピトゥカが2024年1月に加入することを発表している。中心選手の退団は、鹿島にとって大きな痛手となりそうだ。