5位:樋口雄太(鹿島アントラーズ)
生年月日:1996年10月30日
市場価値:130万ユーロ(約1億8200万円)
2023リーグ戦成績:32試合3得点12アシスト
サガン鳥栖の下部組織で育った樋口雄太は、2019年にプロデビューを飾り、2022年から鹿島アントラーズでプレーしている。
樋口の最大の武器は精度の高い右足だ。広い視野で遠くを見渡し、すぐにイメージどおりのパスを供給する能力があり、ミドルシュートも得意。樋口という最高のキッカーがいることで鹿島のセットプレーは相手にとってより脅威になっている。
鹿島1年目の2022シーズンに8アシストを記録していた樋口は、今季さらに進化して12アシストを記録。第33節終了時点でリーグのアシストランキングトップで、8月にはJリーグの月間MVPも受賞した。
市場価値は鳥栖時代から右肩上がりを継続している。鹿島加入時に50万ユーロ(約7000万円)だったところから、現在は130万ユーロ(約1億8200万円)になり、Jリーグ屈指のMFとして評価されるまでになった。このパフォーマンスを続けていれば、サッカー日本代表初招集が見えてくるかもしれない。