DF:ラファエル・ヴァラン(元フランス代表)
【写真:Getty Images】
年俸:1768ポンド(約33億2384万円)
今季リーグ戦成績:8試合1得点0アシスト
マンチェスター・ユナイテッドで2季目を迎えたエリック・テン・ハフ監督からして、ラファエル・ヴァランの不調は想定外だっただろう。
今季開幕戦で決勝ゴールを決めた元フランス代表DFだったが、レギュラーとしてプレーできるほどのパフォーマンスを発揮できていない。特に酷かったのがコペンハーゲンとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節で、負傷したジョニー・エバンスの代わりに16分から出場を果たすと、不用意なミスを連発。決勝点を献上した場面もヴァランのクリアミスが起点となっており、敗因の一つになってしまった。
この試合でヴァランよりエバンスが先発起用されたことからもわかる通り、指揮官からの信頼度はかなり低い。逆に昨季まで4番手的な立場だったハリー・マグワイアが序列を上げており、この元フランス代表DFはビクトル・リンデロフやエバンスよりも評価が下落。直近のエバートン戦もマグワイアとリンデロフに先発の座を譲っており、チーム内で最も序列が低いCBとなってしまった。そんな選手の年俸が1768ポンド(約33億2384万円)というのはあまりに高額だろう。