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海外サッカー 12か月前

海外クラブに推薦したい10代日本人10人。高校サッカーから直接の例も? 才能あふれる逸材たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:道脇豊(みちわき・ゆたか)

道脇豊(ロアッソ熊本)
【写真:Getty Images】


生年月日:2006年4月5日(17歳)
所属クラブ:ロアッソ熊本
2023リーグ戦成績:18試合0ゴール0アシスト

 道脇豊は中学3年生の時に2種登録選手としてトップチームに登録されると、今季からプロ契約を結びロアッソ熊本の至宝として大きな期待を受けている。

 道脇の強みの1つがシュートの上手さだ。難しい体勢からでも速くて正確なシュートを打つことが出来る。天皇杯・サガン鳥栖戦では難易度の高いゴールを決めた。ペナルティエリア内でボールを受けた道脇は相手選手に寄せられながらも左手で相手選手をブロックしながら反転し、右足を振りぬいてボールをゴール左上に突き刺した。

 そんな同世代の中でも頭一つ抜けたシュートの上手さは大舞台でもしっかりと発揮された。日の丸を背負って臨んだAFC U-17アジアカップ決勝の韓国戦で見せたゴールシーンに注目したい。相手の背後を取り味方のスルーパスに抜け出した道脇は、相手DFのシュートブロックをフェイントでかわして狭いニアにボールを冷静に流し込んだ。シュートの技術に自信を持っているからこそ、落ち着いて確実にゴールを奪うことが出来たのだろう。

 これでまだ17歳だと思うと、彼がどこまで成長するのか楽しみでならない。才能の底知れぬ大器は今後どのようなキャリアを歩んでいくのだろうか。

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