MF:保田堅心(やすだ・けんしん)
生年月日:2005年3月5日(18歳)
所属クラブ:大分トリニータ
2023リーグ戦成績:29試合2得点0アシスト
保田堅心はサガン鳥栖U-15から大分トリニータU-18に進んだ経歴を持ち、今季トップチーム昇格を果たした。ただ、2種登録された2021年の天皇杯ラウンド16、ザスパクサツ群馬戦で、16歳だった保田はトップチームデビューをしている。また、一世代上の日本代表にもコンスタントに呼ばれ、昨季はU-19日本代表、今季はU-20日本代表としてプレー。FIFA U-20ワールドカップ選出はならなかったが、AFC U-20アジアカップにも出場している。
181cmと大柄なボランチで、前への推進力の高さを武器にする。相手のマークをはがしてボールを運ぶ技術の高さと力強さもあり、躍動感あふれるプレーを見せる。一方で、先述したアジア杯ではマークに苦しみ持ち味を出すのに苦労する時間も長かった。ただ、そのダイナミックなプレースタイルは魅力的に映る。
今季決めた2つのゴールはいずれもペナルティーエリアの外から決めたミドルシュートだった。1つひとつのプレーのクオリティを上げていけば、日本を代表するボランチの1人になるかもしれない。
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