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代表 1年前

憎きFIFAウイルス。代表チームで負傷したスター10人。過密日程という魔境で苦しむのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ミケル・オヤルサバル

スペイン代表FWミケル・オヤルサバル
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年4月21日(26歳)
所属:レアル・ソシエダ/スペイン代表

 スペイン代表のFWミケル・オヤルサバルは、11月16日に行われたユーロ2024予選第9節のキプロス代表戦に先発出場し、1得点1アシストをマークしたが、負傷により前半40分でピッチを後にした。オヤルサバルが所属するレアル・ソシエダは、左足大腿二頭筋の負傷と検査の結果を発表した。

 オヤルサバルは昨年3月に左膝前十字靭帯断裂の怪我を負い、同年12月末に約9ヶ月ぶりの復帰を果たした。復帰後は、負傷前ほどのパフォーマンスを発揮できていなかったが、ここ最近の11試合では9得点と、完全復活を印象付けている。11月8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージのベンフィカ戦では1得点を記録してプレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝き、クラブを20シーズンぶりのCL決勝トーナメント進出に導いた。

 幸いにも軽傷で、26日のセビージャ戦は先発こそ外れたものの、試合終盤に途中出場している。ソシエダは年内から年明けにかけてリーグ戦と国内カップ戦が控えており、来年1月にはAFCアジアカップに出場するためにサッカー日本代表MF久保建英も最長で1か月チームを離れる。もし復調したエースが長期離脱していれば、ソシエダにとってはかなりの痛手だったが、最悪の事態は免れた。

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