2位:中島元彦(ベガルタ仙台)
【写真:Getty Images】
生年月日:1999年4月18日(24歳)
市場価値:80万ユーロ(約1.1億円)
2023リーグ戦成績:32試合6得点5アシスト
中島元彦はセレッソ大阪からの育成型期限付き移籍で2022シーズンよりベガルタ仙台でプレーしている。C大阪の下部組織出身でU-18所属時代の2016年5月に2種登録され、同月のJ3リーグ第9節、鹿児島ユナイテッド戦でU-23選手としてJリーグデビューを果たした。
2018年からC大阪のトップチームへ正式昇格となったが、その後もJ1での出場はなくU-23チームでの出場が続いた。2020年7月にアルビレックス新潟に育成型期限付き移籍で加入。主力に定着すると、35試合に出場し5得点3アシストを記録した。翌シーズンはC大阪に復帰となり、J1第8節の横浜F・マリノス戦でJ1デビュー。続く第9節のアビスパ福岡戦で途中出場からJ1初ゴールを決めている。
2022シーズンからは仙台でプレー。途中加入ながらJ2で33試合に出場し、4得点7アシストを記録。「サポーターが選ぶ年間MVP」にも選出されるほどインパクトを残した。育成型期限付き移籍の期間を1年延長して臨んだ2023シーズンからは背番号7を背負い、リーグ戦32試合に出場し、6得点5アシストの成績を残した。
中島の市場価値は2019年6月時点では10万ユーロ(約1400万円)。そこから2021年1月には5倍の50万ユーロ(約7000万円)にまで跳ね上がった。翌年6月まで変わらなかったが、J2で出場機会を重ねると、現在は80万ユーロ(約1.1億円)にまで上昇。ここまで大きな成長を見せている24歳の今後の更なる飛躍が期待される。