5位:鈴木雄斗
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年12月7日(29歳)
市場価値:70万ユーロ(約9800万円)
2023リーグ戦成績:38試合3得点10アシスト
元日本代表GK鈴木康仁氏を父に持つ鈴木雄斗は、J1通算57試合の出場で7得点4アシストと実績のある選手だ。さらにはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でのプレー経験もある。磐田では2023シーズンに38試合に出場し、3得点10アシストを記録。J1昇格に大きく貢献した。
横浜F・マリノスユースからのトップチーム昇格は叶わなかった鈴木だが、2012年に水戸ホーリーホックへ加入した。4シーズンで公式戦95試合に出場し、14得点9アシストを記録。2016シーズンからはモンテディオ山形にプレーの場を移すこととなった。
その後、鈴木は2018シーズンから川崎フロンターレに加入。自身初となるJ1の舞台に挑むこととなったが、選手層の厚い川崎Fではポジションを奪うことができず。2019年にガンバ大阪、2020年に松本山雅FCへ期限付き移籍となる。松本では主力選手として41試合に出場し3得点6アシストを記録。そして、翌シーズンからは磐田でプレーすることとなった。
山形時代の2018年1月には40万ユーロ(約5600万円)だった市場価値は、G大阪時代の2019年12月には20万ユーロ(約2800万円)に減少。しかし、そこから自らの価値を上げて現在は70万ユーロ(9800万円)となっている。磐田で存在感を発揮している大型MFは、来季もその価値を証明できるだろうか。