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次は厳しい? サッカー日本代表、アピールに失敗した3人。格下相手に影を潜めたのは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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格下相手にインパクトを欠いたのは…

ミャンマー代表に5-0で勝利したサッカー日本代表
【写真:Getty Images】

 サッカー日本代表の11月シリーズが幕を閉じた。16日のミャンマー代表戦、21日のシリア代表戦ともに5-0の完勝を収め、期待通りFIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選で連勝スタートを切ることに成功している。それ以前の国際親善試合も含めると8連勝中であり、まさにノリに乗っているところだ。



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 今シリーズは相手が格下だったこともあり、ほとんどの選手が周囲の期待を裏切らないパフォーマンスを発揮。とくに2試合で5得点を奪った上田綺世、シリア代表戦だけで4アシストを記録した伊東純也、シリア代表戦で1得点1アシストをマークした久保建英は文句なしの出来だった。

 一方で、格下相手に厳しい内容に終わった選手がいなかったわけではない。

 1人目は久々の招集となった相馬勇紀だ。ミャンマー代表戦でフル出場を果たしたものの、得点もアシストもなし。仕掛ける姿勢は目立ったが、とにかくクロスとシュートの精彩を欠き続けた。ポジション争いのライバルが三笘薫、中村敬斗とかなり強力であることを考えると、ここでアピール失敗に終わったのは今後に向けて痛恨と言わざるを得ない。

 2人目は浅野拓磨だ。三笘と中村が不在となった中、シリア代表戦で左ウィングとして先発に抜擢されたものの、味方へのパスがズレる場面が何度かあり、後半には確実に仕留めるべき決定機を外すなど強烈なインパクトは残せず。途中から左サイドに移った伊東はしっかりとアシストという結果を出しており、本職ではないということを言い訳にはできないだろう。

 3人目は堂安律だ。ミャンマー代表戦で先発起用された同選手は1得点1アシストという結果こそ残したが、ゴールへの意識が強すぎるゆえに空回りしている印象は否めなかった。とくに、引いた相手に対しあまり縦を見せず、警戒されながらほぼカットインでどうにかしようとしていたのが残念。個で打開でき、味方も巧みに使う久保や伊東に比べるとプレーの精度や判断力は劣ってしまう。

 もちろん上記3名にも良いプレーはあったが、相手が格下であることを考えると、満足していい内容ではない。今の日本代表はそれだけレベルの高い集団となっている。

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【了】

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