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久保建英やイングランド、ポルトガル勢は不参加か
【写真:Getty Images】
サッカー日本代表は現地時間21日、FIFAワールドカップ2026・アジア2次予選でサッカーシリア代表と対戦し、5−0で大勝した。これでA代表の今年の活動は終了だが、注目されるのは来年1月1日に行われるサッカータイ代表との国際親善試合だ。国内組中心の構成となりそうだが、海外でプレーする選手は何人出られそうなのか。
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タイ代表戦は、12日に開幕するAFCアジアカップに備える意味合いで組まれたが、国際Aマッチではないタイ戦には日本代表の拘束力はなく、実際に招集できるのは、年末からアジアカップの間に公式戦の予定がない選手に限定されそうだ。
海外組を呼ぶとして、まず来ることができそうなのがドイツ勢だ。ブンデスリーガは12月19、20日の第16節を最後にウィンターブレイクに入る。ブンデスリーガ2部のMF田中碧も同様に年末年始の休暇は長い。リーグ・アンでプレーするMF伊東純也、MF南野拓実も12月20日の第17節からしばらく日程が空く。
一方、アーセナルのDF冨安健洋、リバプールのMF遠藤航、ブライトンのMF三笘薫がプレーするプレミアリーグは12月30日〜1月2日に試合があり招集は無理だ。2部に当たるチャンピオンシップも12月27日と、来年1月1、2日に試合があり、ハダースフィールドに所属するDF中山雄太の招集は難しい。セルティックも12月30日と1月2日にスコティッシュ・プレミアシップを戦う必要があり、今回代表に不参加だったFW古橋亨梧、FW前田大然は合流できそうもない。
レアル・ソシエダに所属するMF久保建英は12月21日から少し日程が空くが、1月3日にはラ・リーガ第19節が待ち受けており元日の試合には出ないだろう。MF守田英正、MF相馬勇紀も12月29日にポルトガルリーグ第15節があり、元日までに日本に戻るとなるとかなりのハードスケジュールだ。MF鎌田大地が所属するラツィオは12月29日のセリエA第18節が今年最後。カタール・アルラーヤン所属のDF谷口彰悟もカタール・スターズカップが12月28日に控える。いずれも合流はやや微妙か。
ベルギーではGK鈴木彩艶、DF町田浩樹、DF渡辺剛、MF川辺駿がプレーするが、ベルギー・プロ・リーグの日本人選手は日本時間12月27、28日にかけて試合に臨む。ぎりぎり間に合うかもしれないが、時差や移動を考えると参加を見送る可能性がある。
やや日程が空くのがフェイエノールトに所属するFW上田綺世、AZのDF菅原由勢だ。エールディヴィジは12月17日が今年最後で、次節は1月13日。菅原のみ12月20日にKNVBカップ2回戦が控えるが、年末年始には日程が組まれておらず、タイ戦には臨みやすいかもしれない。
整理すると、今回不参加、離脱したメンバーを含めば、今回招集された選手は全29人。タイ戦には、イングランド、ポルトガル、スコットランド、スペイン勢は招集不可でカタールとベルギーは微妙。少なくとも9人はタイ戦の招集メンバーからは外れることになりそうだ。
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