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日本代表 1年前

サッカー日本代表ズラリ!? アジア最高額ベストイレブン。豪華3トップは総額210億円!?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:久保建英(日本代表)

サッカー日本代表の久保建英
【写真:Getty Images】


所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン)
生年月日:2001年6月4日
最新市場価値:5000万ユーロ(約70億円)
23/24リーグ戦成績:12試合5得点2アシスト

 期限付き移籍を繰り返していた久保建英は、昨年夏にレアル・マドリードからレアル・ソシエダへ移籍し、2022/23シーズンにブレイクした。昨年6月に750万ユーロ(約10億5000万円)だった市場価値が、今年10月に5000万ユーロ(約70億円)まで上昇していることをみれば、その評価の高さは明らかだ。

 右サイドでボールを受けて仕掛ける形を得意とする久保。ラ・リーガ第2節のセルタ戦でのアシストのように、縦への突破から右足でクロスという選択肢も見せられるようになったことで得意のカットインがさらに活きるようになった印象で、ノビノビと躍動感のあるプレーをしている。

 5000万ユーロの市場価値は、レアル・ソシエダでも最高額。世界でも右ウイングとして10位タイに入る市場価値であり、誰もが認めるワールドクラスの選手と言えるはずだ。

FW:ソン・フンミン(韓国代表)

韓国代表のソン・フンミン
【写真:Getty Images】

所属クラブ:トッテナム(イングランド)
生年月日:1992年7月8日
最新市場価値:5000万ユーロ(約70億円)
23/24リーグ戦成績:12試合8得点1アシスト

 韓国代表のソン・フンミンは、ハンブルガーSVの育成組織で育ち、ドイツでの活躍を経て、2015年にイングランドの名門トッテナムへ移籍した。アジア人最高額(当時)の移籍金3000万ユーロ(約42億円)での移籍が注目され、ハリー・ケインとともにゴールを量産。2021/22シーズンにはプレミアリーグ得点王の個人タイトルも手にしている。

 抜群の決定力を誇るソン・フンミンは、突破力も魅力。左サイドでボールを受けてスピードに乗り、果敢に仕掛けていくスタイルを得意としており、何度も相手の守備を粉砕している。今年夏の移籍市場でケインがトッテナムを離れると、ソン・フンミンはさらに点取り屋としての仕事に専念するようになり、すでにリーグ戦で8ゴールを挙げている。昨季のリーグ戦得点数10を早くも捉えそうなペースだ。

 31歳という年齢で市場価値は右肩下がりが続いているものの、アジアで別格のストライカーであることに疑いの余地はない。

 ちなみにセンターフォワードで日本人最高額は、古橋亨梧の1400万ユーロ(約19億6000万円)。アジアのセンターフォワード全体で4位となっている。

FW:三笘薫(日本代表)

サッカー日本代表の三笘薫
【写真:Getty Images】

所属クラブ:ブライトン(イングランド)
生年月日:1997年5月20日
最新市場価値:5000万ユーロ(約70億円)
23/24リーグ戦成績:12試合3得点3アシスト

 川崎フロンターレ出身で、2021年夏からヨーロッパでプレーする三笘薫。まずはベルギーのユニオン・サン=ジロワーズで経験を積み、2022/23シーズンからプレミアリーグのブライトンで活躍している。プレミアリーグ1年目から33試合に出場して7得点6アシストを記録し、一気に世界的な選手となった。

 もともとサッカー日本代表の切り札的存在だった三笘は、爆発的なスピードとその中でも精度を失わないドリブルを武器に、世界最高峰のリーグで相手の守備を翻弄。その持ち味がどんな強敵にも通用することを証明した。

 市場価値は昨年9月時点で300万ユーロ(約4億2000万円)だったが、最新のアップデートで5000万ユーロ(約70億円)となっている。久保建英と並んで日本代表トップの数字だが、この1年での上昇幅では三笘が上だ。

 三笘のほかにも、アジア人の左ウインガー市場価値は日本勢が上位を独占している。三笘に次ぐのは中村敬斗で1200万ユーロ(約16億8000万円)。さらに南野拓実(1000万ユーロ=約14億円)、前田大然(600万ユーロ=約8億4000万円)と続いている。

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