三笘薫不在の2列目の最適解

　中盤の底には遠藤航と守田英正の同時起用がいいだろう。ミャンマー代表戦で前者は出場なし、後者は途中出場。ハーフコートゲームとなったミャンマー代表戦とは異なり、シリア代表戦では守備に回る時間も増えるだろう。フィルター役として中盤に2人が揃うのがベターなはずだ。

　ミャンマー代表戦で出場がなかった伊東純也と久保建英は、シリア代表戦に照準を合わせているとみていいかもしれない。もう1枠はミャンマー代表戦で2アシストを記録した南野拓実の起用を推したい。伊東は試合途中からではあるが、これまでも何度か左サイドでプレーしている。三笘薫と中村敬斗が不在の現状では、南野がトップ下に入り、右に久保、左に伊東という形がいいのではないだろうか。

　1トップには上田綺世が適任だろう。相手が相手だったとはいえ、ハットトリックを達成したFWを替えるのは難しい。押し込んだ時間が長くなることが予想されるだけに、そういった場面では浅野拓磨より上田の方が特徴が活きるだろう。