サッカー日本代表 最新ニュース
11月のFIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選に臨むサッカー日本代表メンバーが8日に発表された。やはり海外でプレーする選手が大半を占めたが、国内から招集されるに値する選手がいなかったわけではない。今回は、クラブで活躍しながら日本代表に呼ばれなかったJリーガーを5人紹介する。※成績は19日時点のJリーグ公式サイトを参照
MF:樋口雄太(ひぐち・ゆうた)
【写真:Getty Images】
生年月日:1996年10月30日
所属クラブ:鹿島アントラーズ
2023リーグ戦成績:31試合3得点12アシスト
日本代表通算成績:招集なし
【AFC アジアカップは「DAZN for docomo」で!
いつでもどこでも簡単視聴】[PR]
16日に行われたワールドカップ・アジア2次予選の日本代表対ミャンマー代表で、鹿島アントラーズに所属するMF佐野海舟がデビュー戦ながらハイパフォーマンスを披露し、今後への可能性を感じさせた。その佐野と同じく、鹿島の中盤で存在感を放っているのが在籍2年目の樋口雄太だ。
樋口は今季のリーグ戦でここまで31試合に出場し12アシストを記録している。これはエウベルやヤン・マテウス(ともに横浜F・マリノス)、武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)ら数多くの実力者を抑えリーグトップの成績だ。このアシスト数の多さからも分かる通り、樋口の魅力は高いキック精度にある。視野が広く、左右問わず狙った場所へピンポイントにボールを届ける技術は、日本人トップクラスだ。
日本代表は7連勝中と圧倒的な強さを誇示するが、セットプレーからの得点力には課題を残している。5-0で快勝したミャンマー代表戦でもセットプレーからの得点はなかった。そういった意味でも、1つの“飛び道具”としてキックスキルの高い樋口を招集し試すことは有りだったはずだ。