13位:上田綺世
生年月日:1998年8月28日
所属クラブ:フェイエノールト(オランダ)
市場価値:800万ユーロ(約11億2000万円)
23/24リーグ戦成績:9試合1得点0アシスト
日本代表通算成績:18試合5得点0アシスト
上田綺世の市場価値は自身最高額の800万ユーロ(約11億2000万円)となったが、本人は現状に満足していないはずだ。
2022/23シーズンにベルギーのセルクル・ブルッヘで活躍した上田は、今年夏の移籍市場で900万ユーロ(約12億6000万円)の移籍金でオランダのフェイエノールトへ加わった。
しかし、オランダ王者で待っていたのは熾烈なポジション争いだった。特に22歳のサンティアゴ・ヒメネスは強力なライバルで、ここまでリーグ戦12試合で13得点3アシストを記録している。こうなると、上田がベンチスタートになるのは仕方のないことかもしれない。
それでもチャンスがないわけではなく、上田は途中出場でリーグ戦9試合に出ており、一定の信頼はつかんでいる。それだけに結果が欲しいところではあるが、今月11日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・ラツィオ戦では途中出場で終盤に決定機を迎えたものの、得意のヘディングシュートを決められず、悔しさをにじませていた。
前述のヒメネスは、遅かれ早かれビッグクラブに引き抜かれるとみられているが、上田はそのときを待つのではなく、今からもっと出番を増やしたいはず。16日のミャンマー代表戦ではハットトリックを達成し、得点感覚がさび付いていないことを証明していたが、クラブでも結果を出してエースにプレッシャーをかけられるだろうか。