18位:田中碧
生年月日:1998年9月10日
所属クラブ:デュッセルドルフ(ドイツ)
市場価値:200万ユーロ(約2億8000万円)
23/24リーグ戦成績:12試合3得点0アシスト
日本代表通算成績:23試合6得点1アシスト
田中碧はまだ25歳だが、市場価値は減少傾向にある。
2021年夏に川崎フロンターレからデュッセルドルフに移籍したが、期待された活躍には程遠く、2021/22、22/23シーズンは2年連続でリーグ戦1得点1アシストという数字に終わっている。
今年夏にステップアップが噂されたが、実現はせず。田中はデュッセルドルフに残って苦しんでいる様子だった。ドイツメディア『ビルト』によると、デュッセルドルフのダニエル・ティウネ監督は先月、「テクニシャンの彼は(ドイツ)2部のプレースタイルに適応しきれていない。彼にとって簡単な時期ではない」と語り、田中の国内リーグでの不振を分析していた。
それでも10月のサッカー日本代表に招集されると、カナダ代表戦で2ゴールの活躍を披露。この活躍を受けて『ビルト』は、「田中は日本代表での22試合で6ゴールを決めているが、デュッセルドルフでは64試合で2得点だけ」と記していたが、その批判にも応える形で、代表戦からドイツに戻った直後のリーグ戦2試合で3ゴールを決めた。
田中の市場価値は今年6月に250万ユーロ(約3億5000万円)だったところから、10月に200万ユーロまで下がった。この1カ月のような活躍を続ければ、市場価値は再び高まるはずだ。