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【写真：Getty Images】

久保建英、レアル・マドリード移籍も取り沙汰されるが…

　レアル・ソシエダでプレーする日本代表MF久保建英の移籍先のうわさが絶えないが、英メディア『Liverpool.com』は19日、リバプールが久保を獲得すべきだと進言した。レアル・マドリードも有力な候補とされるが、同メディアはカルロ・アンチェロッティ監督が「獲得に慎重になるかもしれない」と分析している。

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　リバプールはFWモハメド・サラーが絶対的エースとして君臨するが、クラブは後継者を見つける作業を進めるべきだと『Liverpool.com』は指摘する。

　サラーが先発を外れた試合では主にFWベン・ドークが右WGとしてプレーしている。ただ同メディアは「ドークは将来有望な選手だが、トップレベルで優位性を維持するには厚い選手層を持つ必要がある」と説く。

　その上で久保について「今季印象的なプレーを見せ、バルセロナやレアル・マドリードとの試合でも目立ったパフォーマンスを見せている」と紹介。ラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグ（CL）合わせて14試合6ゴールの成績は「22歳の選手としては立派な成績だ」と称賛した。
　
　同メディアはデータサイト『FBref』をもとに「久保のボールを前に運ぶスキル、相手を抜き去るテクニックの両方に優れ、世界トップクラスのウィンガーの一人で、際立った存在だ」と伝えている。

　久保に関してはレアル・マドリードが交渉優先権を持つ。ただし同メディアは「レアル・マドリードでロドリゴが素晴らしいプレーをしていることを考えると、アンチェロッティ監督は獲得に慎重になるかもしれない」と分析する。

　一方で「久保の獲得を巡って欧州中のクラブが争い、近年最高のサラー後継者候補の一人を奪い合うことになる」とみている。

【了】