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ヴィニシウス、サッカーブラジル代表戦で負傷

　レアル・マドリードに所属するFWヴィニシウス・ジュニオールが、サッカーブラジル代表の試合でハムストリング断裂の大怪我をし、MFエドゥアルド・カマヴィンガも膝の靭帯を断裂した。スペインメディア『Defensa Central』は現地時間18日、FIFAからクラブに支払われる補償金が高額に上ると伝えた。

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　ヴィニシウス・ジュニオールはサッカーブラジル代表として、16日に行われたFIFAワールドカップ2026南米予選でサッカーコロンビア戦に出場したが負傷。カマヴィンガもサッカーフランス代表に招集されたが、練習中に右膝外側側副靭帯断裂の怪我をしたと17日、レアル・マドリードが発表した。

『Defensa Central』は今季レアル・マドリード所属の選手たちの負傷離脱が多く、カルロ・アンチェロッティ監督にとっては「大きな頭痛の種だ」と伝えている。

　一方で「MFオーレリアン・チュアメニやMFジュード・ベリンガムら多くの選手が離脱しているが、ヴィニシウスとカマヴィンガの怪我は代表チームの中断期間中に発生したもの」として、FIFA（国際サッカー連盟）がレアル・マドリードに補償金を支払う必要が生じていると伝えている。

　同メディアによると、FIFAのクラブ保護プログラムでは「2026年12月31日までの期間、国際試合カレンダーの日程で行われた試合で、クラブ選手が代表チームの一員として出場し事故で負傷した場合、クラブは一定の範囲で補償を受けることができる」。

　治療を受けてクラブの競技に戻るまで、レアル・マドリードは負傷選手1人当たり毎日2万548ユーロ（約35万6720円）を受け取るという。2人が2カ月以上離脱するとなると、補償金は2人合わせて200万ユーロ（約2億8000万円）以上に達すると伝えた。