年代別サッカー日本代表　最新ニュース

【写真：Getty Images】

鈴木唯人、2ゴールで5−2大勝に貢献

　サッカーU-22日本代表は18日、親善試合でU-22アルゼンチン代表と対戦し、5−2で勝利した。MF鈴木唯人は2ゴールを挙げる活躍を見せた。試合後の囲み取材では、「結果として勝てたことは良かった」としながらも「あまりしっくりはしていない」と反省点を挙げた。

【AFC アジアカップは「DAZN for docomo」で！
いつでもどこでも簡単視聴】［PR］

　後半、良くない流れの中で迎えた50分、ペナルティエリアすぐ外から相手MFチアゴ・アルマダに直接FKを決められ逆転を許した。後半は自分のミスもあり「今までも感じたことがないくらい良くない」と感じ「ワンプレーで流れを取り戻せたらなとずっと考えていた」という。

　そんな鈴木が同点弾を決めたのは66分。DF半田陸から横パスを受けて中央を向き、左足でミドルシュートをたたき込んだ。このゴールで「流れが戻ったのかな」と鈴木。75分にもペナルティエリアでボールを受けた半田がパスを送り、鈴木がゴールに流し込んだ。

　半田からのアシストを立て続けにゴールにつなげた鈴木は「前半から何度か、半田からいいボールが出ていた」。66分、空いた相手中盤のスペースで半田からボールを受けたことについては「後半、あそこにボールが入るのはある程度分かっていた」という。「お互い、イメージが共有できている」と連係の良さを強調した。

　また「前でボールを奪うのがベース。（今回はボールをうまく奪い）カウンターのような形をなんとか作ることができた。その手応えはある」と話している。

　今後は押し込まれる展開を減らすためにも「ベース（となる基礎的な力を）を上げること」が大切だと説く。「（積極的にプレスをかけに）いくのが前提。やられるのも仕方ないが、個人個人の戦いで負けることがなければ、もう少し楽に試合を進めていける」と課題を口にした。