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日本代表 1年前

サッカー日本代表、ミャンマー戦全選手パフォーマンス査定。大勝も唯一の低評価となったのは?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

ディフェンダー


【写真:Getty Images】


中山雄太(背番号19)
ミャンマー代表戦:フル出場
評価:B

 キャプテンマークを巻いてフル出場したこの試合では、空中戦勝率100%、パス成功率98%を記録(スタッツはデータサイト『SofaScore』参照)。左サイドで隙を与えることはなかった。また、日本代表が押し込み続ける展開でもリスク管理を怠らず、逆サイドとのバランスを考えた適切なタイミングでの持ち上がりで、自身の前でプレーした田中碧や相馬勇紀をしっかりとサポートしていた。

町田浩樹(背番号4)
ミャンマー代表戦:フル出場
評価:B

 前回の代表シリーズ(カナダ戦、チュニジア戦)に引き続き、3試合連続出場。今回はセンターバックとしてプレーし、身長190cmの「高さ」を活かして空中戦で無類の強さを発揮した。20分にはセンターサークル付近から強烈なミドルシュート。直近の起用状況から考えれば、森保一監督からの評価は間違いなく高いはずであり、冨安健洋、板倉滉の2人に次ぐ3番手の地位を確立しようとしている。

谷口彰悟(背番号3)
ミャンマー代表戦:ハーフタイム OUT
評価:B

 試合に出場した選手の中では最年長。ベテランとして安定感あるプレーを披露した。ロングパスの精度が高く、積極的に縦パスを狙う姿勢も高評価に値する。ただ出場時間が45分だったこと、押し込む展開が続き日本代表の守備陣にほとんど仕事が来なかったことを考えると、及第点のB評価が妥当か。

毎熊晟矢(背番号22)
ミャンマー代表戦:フル出場
評価:B

 これが代表3試合目とは思えないパフォーマンスだった。地上戦、空中戦ともに強く、対峙した相手選手を自由にさせない。この日は右サイドの高い位置でボールを触ることが多く、積極的なオーバーラップでサイド攻撃に厚みをもたらした。ゴールには繋がらなかったが15分に見せたダイレクトの低弾道クロスは、その技術の高さを伺わせた。菅原由勢とのポジション争いは非常にハイレベルなものになりそうだ。

渡辺剛(背番号16)
ミャンマー代表戦:ハーフタイム IN
評価:B

 屈強なフィジカルと抜群の跳躍力で空中戦は無双状態だった。ゴールこそ生まれなかったが、セットプレーのチャンスで2度ヘディングシュート。この試合と同じようにアジアの国々との試合では、日本のセットプレーの機会が多いことが予想できるためターゲットマンとして大いに活躍するかもしれない。後半45分間でしっかりと存在感を残した。

菅原由勢(背番号2)
伊藤洋輝(背番号21)
ミャンマー代表戦:出場なし
評価:評価なし

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