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日本代表 1年前

サッカー日本代表、ミャンマー戦全選手パフォーマンス査定。大勝も唯一の低評価となったのは?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

ミッドフィルダー

サッカー日本代表の南野拓実
【写真:Getty Images】


南野拓実(背番号13)
ミャンマー代表戦:67分 OUT
評価:A

 1試合2アシストとチャンスメーカーとして躍動。先制点、4点目のシーンの両方で上田綺世の動き出しを見逃さず正確なラストパスを供給した。64分には、味方とのコンビネーションからドリブルでペナルティエリア内に侵入するもゴールは奪えず。ゴールネットを揺らせていればパーフェクトだった。確実に調子は上がってきている。

鎌田大地(背番号8)
ミャンマー代表戦:ハーフタイム OUT
評価:A

 28分に決めたミドルシュートの精度の高さも素晴らしかったが、注目したいのはゴール以外のプレー。バイタルエリアだけでなく、田中碧と横並びになるようなやや低めの位置でもボールに絡み、右サイドの攻撃に厚みをもたらした。球際の強度が非常に高く、ボールを奪われてもタックルでボールを即座に回収し、相手選手に付け入るスキを与えない。出場したのは前半のみだったが、その存在感は圧倒的だった。

田中碧(背番号17)
ミャンマー代表戦:フル出場
評価:B

 前半は中盤の底として、後半からは1列上げた位置でプレーした。パスの精度が高く、ロングパス成功率は100%を記録(スタッツはデータサイト『Sofa Score』参照)。長短織り交ぜたパスで攻撃のリズムを作った。終盤には、ゴールこそ生まれなかったが、ボックス内への果敢な飛び込みから惜しいシーンも作り出した。

佐野海舟(背番号7)
ミャンマー代表戦:ハーフタイム IN
評価:B

 いきなりの出番となったが期待感溢れる高パフォーマンスだった。地上戦、空中戦ともに強く、持ち前のボール「回収」力でセカンドボールを次々にマイボールにしていった。48分には自らミドルシュートでゴールを狙うシーンも。出場した45分間を通して、終始堂々かつ冷静にプレーしており底知れぬ才能の大きさを日本全国に見せつけた。

守田英正(背番号5)
ミャンマー代表戦:66分 IN
評価:B

 中盤の底として試合を締める役割を担った。負傷明けでコンディションが不安だったが、問題なくプレー。86分にはふわりと浮かせた華麗なループパスで堂安律のゴールをアシストした。短い出場時間でしっかりと結果を残すのは流石としか言いようが無く、シリア戦での先発出場に大いに期待したい。安心感あるパフォーマンスはB評価に値する。

遠藤航(背番号3)
久保建英(背番号20)
ミャンマー代表戦:出場なし
評価:評価なし

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