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【写真:Getty Images】
上田綺世、ミャンマー戦先発出場でハットトリック
サッカー日本代表は16日、FIFAワールドカップ2026アジア2次予選兼AFCアジアカップ2027予選でサッカーミャンマー代表と対戦し、5−0で初戦を飾った。FW上田綺世はハットトリックで勝利に貢献したが、試合後のインタビューでは、相手との実力差を考えれば3得点にさほど価値はなかったと話している。
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上田は11分、前半アディショナルタイム、50分にそれぞれゴール。「ホッとしているのが正直なところ」と切り出し、「早いタイミングでの先制点がポイントになると思っていた。自分で取れて良かった」と安堵した。
センターFWとして、敵陣に相手が密集して狭い中でも積極的に走り、スペースを作ることを意識したという。結果的に上田にパスがわたり3得点につながったが「自分に(パスが)出てこなくてもドリブルのスペースが空けばいい。(自分にパスが渡らなくても)メリットがあるように意識した」。
一方で、ミャンマーがリードを奪われたにもかかわらず、攻撃をさほど重視せず時間を稼いだことには困惑したようだ。「そこまでしてくるとは思わなかったので、逆にやりづらい。レベルが低いと言えばそれまでかもしれないけど」と本音を口にした。
「相手が相手なので、そこまでの価値はない気がしてしまう」と喜びはさほど大きくない様子の上田。ただ「ハットトリックして試合に勝つのは良いし、(W杯予選は)勝つのが大前提」という。W杯予選ではゴールを奪えず苦しむ試合も多いとした上で、「(チームがすんなり勝つ)きっかけを作れたことは評価できる」と振り返った。
(取材:元川悦子、構成:編集部)