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日本代表 1年前

サッカー日本代表、ミャンマー代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。三笘薫らの代役は

シリーズ:日本代表予想スタメン&フォーメーション text by 編集部 photo by Getty Images

MF:遠藤航(えんどう・わたる)

サッカー日本代表の遠藤航
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年2月9日
所属クラブ:リバプール(イングランド)
23/24リーグ戦成績:7試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:54試合2得点2アシスト

 今夏リバプールにプレーの場を移した遠藤航だが、世界最高峰のレベルで壁にぶち当たっており、新戦力としての期待に応えられていない。充実した状態で帰国したとは言い難いだろう。しかし、吉田麻也からキャプテンマークを引き継いだ男が日本代表戦のピッチに必要なのは変わらぬ事実だ。

 ブンデスリーガでデュエル王に輝いた遠藤は、世界最高とも称されるプレミアリーグのプレースピードに攻守においてついていけていない。飛び込んだところを簡単にかわされたり、余裕のない危険なタックルを見舞ってしまうシーンが散見される。現地メディアやOBから批判されることもしばしばだ。

 ただ、言い方が正しいかはわからないが、アジアレベルでは遠藤の球際の強さなどは際立っており、これまで日本代表で簡単にやられることはなかった。次のワールドカップに向けた一歩目となるミャンマー代表戦でも、おそらくは問題なく攻守のタスクをこなしてくれるだろう。

MF:田中碧(たなか・あお)

サッカー日本代表の田中碧
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年9月10日
所属クラブ:デュッセルドルフ(ドイツ)
23/24リーグ戦成績:12試合3得点0アシスト
日本代表通算成績:22試合6得点0アシスト

 守田英正は12日にベンフィカとの大一番を終えたばかりで、それまで怪我により公式戦3試合を欠場していたことを考えても、ミャンマー代表戦での先発を回避するだろう。鎌田大地のボランチ起用や追加招集を受けた佐野海舟の抜擢もあり得るが、ここでは田中碧が遠藤航の相棒を務めると予想した。

 田中は森保一監督から高く評価されている1人で、今年は4試合に出場している。9月のトルコ代表戦のパフォーマンスはお世辞にも良いものではなかったが、先月のカナダ代表戦では2ゴールと爆発。これで4-1と快勝したドイツ代表戦に続き、2シリーズ連続得点となった。

 やはり積極的に前へ出てゴールに絡んでいくことが田中の特徴であり、カナダ代表戦がそうだった通り、守備に定評のある遠藤とコンビを組むとその良さが現れやすい。長い時間攻めに出ることが予想されるミャンマー代表戦はよりアグレッシブになれるはずで、3シリーズ連続得点に期待がかかる。

MF:南野拓実(みなみの・たくみ)

サッカー日本代表の南野拓実
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年1月16日
所属クラブ:モナコ(フランス)
23/24リーグ戦成績:11試合3得点3アシスト
日本代表通算成績:49試合17得点8アシスト

 森保ジャパン発足当時からの主力メンバーである南野拓実だが、昨季モナコで大不振に陥ったこともあり、FIFAワールドカップカタール2022後は日本代表から離れていた。しかし、今季は新指揮官の存在も大きく復活。それが大きな理由となり、先月シリーズで森保ジャパンに復帰を果たしている。

 その先月シリーズではカナダ代表戦でスタメン、チュニジア代表戦では途中出場だった。随所で持ち味であるオフ・ザ・ボールの良さを発揮しチャンスに絡んでいたが、目に見える結果を残すことはできず。悪くはなかったものの、インパクトという意味では少し欠けていた。

 迎えるミャンマー代表戦ではトップ下での先発を予想。このポジションでは久保建英が躍動しており、カタールW杯で主力を張った鎌田大地という強力なライバルもいる。彼らに競り負けないためには、当然ながらより多くのゴールやアシストを奪い勝利に貢献することが必要になるだろう。

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