6位:三笘薫(ブライトン/イングランド)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年5月20日
市場価値:5000万ユーロ(約70億円)
23/24リーグ戦成績:12試合3得点3アシスト
日本代表通算成績:18試合7得点5アシスト
世界最高峰のプレミアリーグで躍動する三笘薫は、当然ながら日本代表においても重要な存在。これまで18試合に出場して7得点5アシストを記録するなど、格の違いを見せつけてきた。10月シリーズは当初メンバーに名を連ねながら、コンディション不良を理由に活動参加を辞退。ブライトンでフル稼働が続いているため、今シリーズもコンディション面に若干の不安を残すが、活躍が期待される。
三笘のドリブル「スキル」はワールドクラスと言っていい。とくに、単純な身体能力ではなく、様々な“技術”で勝負できることが大きな凄み。緩急の使い方、切り返しの深さ、加速力のどれをとっても申し分なく、あっという間にDFを置き去りにしてしまう。これは他の日本人にはなかなか出来ない稀有な武器であり、「スキル」の数値は今回の招集メンバーで最高の「91.6」となっている。
「スキル」に加え、ゴールに関わるプレーの質を指す「攻撃」の数値もランキング内最高の「84.8」となった。今季プレミアリーグにおけるビッグチャンスクリエイト数がチームトップタイであることからも、ゴールを脅かす存在であることは明らか。ゴール数はなかなか伸びていないが、ブライトンではチャンスを作り出す役割の方がメインという事情があり、決定力が露骨に低いというわけではないだろう。