7位:ドイツ代表
監督:ユリアン・ナーゲルスマン
FIFAランキング:16位
総市場価値:7億8950万ユーロ(約1105億3000万円)
最高額選手:フロリアン・ヴィルツ
2018年、2022年とFIFAワールドカップ2大会連続のグループステージ敗退、その後も今年9月、日本代表に4失点で大敗するなど、苦しい状況に陥っていたドイツ代表はチームを再構築すべく、ハンジ・フリック監督を解任し、新たにユリアン・ナーゲルスマン監督を迎えた。
新生ドイツ代表は、10月にアメリカ代表、メキシコ代表との親善試合に臨み、1勝1分の結果。ワールドカップ以降1勝1分4敗と泥沼だった前政権と比較すると、10月の親善試合では2試合で5得点を記録しており、最悪の状況は脱したと言っていいだろう。
そんなドイツ代表の中で最高の市場価値を有するのは、有名クラブからも注目を集める20歳のフロリアン・ヴィルツ(8500万ユーロ/約119億円)である。負傷により、今回のメンバーから外れた20歳のMFジャマル・ムシアラ(1億1000万ユーロ/約154億円)も新生ドイツ代表の中心人物として、強豪国復活への一翼を担うことが期待される。
過去4度のワールドカップ優勝を誇るドイツ代表。まずは、自国開催のユーロ2024で結果を残し、低迷期から抜け出すことはできるのだろうか。