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Jリーグ 1年前

英国人記者が選ぶJ2ベストイレブン【2023年】将来有望な若き才能を厳選【英国人の視点】

シリーズ:英国人の視点 text by ショーン・キャロル photo by Getty Images

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明治安田生命J1リーグは12日に最終節を迎える。シーズン終幕を前に、2009年から日本サッカーを取材し続ける英国出身のジャーナリスト、ショーン・キャロル氏が、今季のJ2で活躍した25歳以下の若手選手でベストイレブンを選出した。(選出・文:ショーン・キャロル)



J2リーグ年間ベストイレブン

 J2のレギュラーシーズンは今週末に終わりを迎える。FC町田ゼルビアはとっくにタイトルを決め、大宮アルディージャとツエーゲン金沢はすでに下位2位が確定しているが、最終節まで決着がつかなかったものもある。

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 例えば、清水エスパルス、ジュビロ磐田、東京ヴェルディの3チームは自動昇格2位の座を巡って三つ巴の争いを繰り広げており、ジェフユナイテッド千葉はプレーオフへの出場が保証されるが、ヴァンフォーレ甲府、モンテディオ山形、V・ファーレン長崎の3チームは最後の1枠を争っている。

 しかし、それよりも重要なのは、私が待ち望んでいた2023年のJ2年間最優秀チームの発表です! 私が選んだ11人(と7人の控え)は25歳以下の選手で構成され、今後数年間で飛躍する可能性を秘めた選手たちである。これまでと同じように、すでに昇格を決めたクラブの選手たちは対象外にしている。

GK:藤田和輝(栃木SC)

藤田和輝(栃木SC)
【写真:Getty Images】

生年月日:2001年2月19日(22歳)
リーグ戦成績:31試合31失点
※アルビレックス新潟から期限付き移籍

春頃に控えに回った7試合を除けば、藤田和輝は今年、栃木のファーストチョイスに定着している。31試合に出場して31失点しか喫しておらず、チームが下位に低迷しながらも栃木が7番目に少ない失点数に抑えているのは藤田の貢献があってこそ。日本代表としてアジア大会に参加していた栃木が計7失点を喫して3連敗をしたとき、彼の重要性が浮き彫りになった。栃木の最後の砦として、確かな存在感と権威を見せていた。

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