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Jリーグ 1年前

すぐ行くべき? 海外クラブに推薦したいJリーガー5人。さらなるスケールアップに期待の実力者は

シリーズ:海外クラブに推薦したいJリーガー text by 編集部 photo by Getty Images

MF:伊藤敦樹(いとう・あつき)

浦和レッズに所属する伊藤敦樹
【写真:Getty Images】


生年月日:1998年8月11日
所属クラブ:浦和レッズ
2023リーグ戦成績:31試合2得点5アシスト

 アカデミー時代から浦和レッズで過ごす伊藤敦樹は愛するクラブで逞しく成長し、今や不可欠な存在に。今季はここまで公式戦44試合に出場とフル稼働を続けている。また、日本代表としても6月の初招集以降、全シリーズでメンバー入り。代表定着に向け説得力のあるパフォーマンスを発揮できているとは言い難いものの、森保一監督から期待されているのは間違いないだろう。

 伊藤は日本人には珍しい185cmの大型MFで、豊富な運動量を武器にピッチを縦横無尽に走り回るボックス・トゥ・ボックス型だ。ボールを奪い切る力強さ、そこからゴール前に運んでいく推進力は申し分なく、現Jリーグにおいてダイナミックさという意味でこの男の右に出る者は決して多くないだろう。それに加え怪我も少なくタフ。使う側からすると実に頼りになる存在だ。

 ビルドアップの貢献度などに関してはまだまだ改善していく必要がありそうだが、上記したダイナミックさで言えば海外でも十分通用するのではないか。日本代表のボランチ陣は現状、遠藤航と守田英正の存在感が大きく、他の選手の突き上げが求められているところ。そういった意味でも、伊藤が異国の地に飛び出してさらなるレベルアップを目指すのは重要となる。

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