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Jリーグ 1年前

すぐ行くべき? 海外クラブに推薦したいJリーガー5人。さらなるスケールアップに期待の実力者は

シリーズ:海外クラブに推薦したいJリーガー text by 編集部 photo by Getty Images

DF:毎熊晟矢(まいくま・せいや)

セレッソ大阪に所属する毎熊晟矢
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年10月16日
所属クラブ:セレッソ大阪
2023リーグ戦成績:29試合1得点2アシスト

 セレッソ大阪不動の右サイドバックである毎熊晟矢は今勢いに乗っている日本人選手の1人だ。クラブでのパフォーマンスが評価され9月シリーズで日本代表に初招集されると、同月のトルコ代表戦でデビューし、いきなりアシストも記録。先月のカナダ代表戦では初先発を飾り好印象を残すなど、凄まじい勢いで菅原由勢に次ぐ右SBの2番手という地位を確立しつつある。

 プロ入り後にFWからSBにコンバートされたこともあり、毎熊の特徴はDFながら攻撃面にある。ドリブルの推進力は申し分なく、ラストパスなどゴール前のプレークオリティーも高い。タッチライン際だけでなくハーフスペースを有効的に使うこともでき、まさに神出鬼没な動きで前線に厚みをもたらしている。日本代表としてワールドカップにも出場した山根視来と重なる部分が多い存在だ。

 上記の通りJリーグで申し分ない活躍を披露し、日本代表にも定着しつつある毎熊。次なるステップは、やはり海外挑戦ということになるだろう。日本代表のチームメイトはほぼ欧州組。また、先月のカナダ代表戦ではバイエルン・ミュンヘンに所属するアルフォンソ・デイビスと対峙し、世界レベルを体感することができた。ここ数ヶ月で“海外”への意識が強くなっていたとしても不思議ではない。

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