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Jリーグ 1年前

レンタル移籍中に覚醒!? J1市場価値上昇ランキング1〜10位。武者修行で花開いた男たち

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:伊藤洋輝(シュツットガルト)

シュツットガルトに所属する日本代表DF伊藤洋輝
【写真:Getty Images】


生年月日:1999年5月12日
保有元/移籍先クラブ:ジュビロ磐田→シュツットガルト(ドイツ)
期限付き移籍期間:2021年7月4日~2022年6月30日
市場価値の増加額:395万ユーロ(約5.53億円)
市場価値の変動:55万ユーロ(約7700万円)→450万ユーロ(約6.3億円)

 2018年にジュビロ磐田でプロデビューを果たした伊藤洋輝は、2020年シーズンにはチームのレギュラーに定着。翌2021年シーズンも活躍を続けると、多くの日本人選手を獲得してきたシュツットガルトの目に留まり、この年の夏にローン移籍となった。

 当初シュツットガルトは伊藤をU-21チームで育成していく方針だったが、プレシーズンでの同選手の高い学習能力が評価され早々にトップチームに帯同することとなった。第3節フライブルク戦でブンデスリーガ初出場を記録し、10月中旬からはセンターバックとしてレギュラーに定着。最終節ではチームの逆転残留を決める遠藤航の劇的弾をアシストし、完全に現地サポーターのハートを射止めた。

 この1年で並のルーキーでないことを証明した伊藤は着実に評価を上げていき、シュツットガルト移籍前は55万ユーロ(約7700万円)だった市場価値が450万ユーロ(約6.3億円)に上昇した。

 外国人選手にも当たり負けしない188cmの長身や正確なロングフィードでの展開力は、日本代表の中でもトップレベル。左SBもこなせる左利きCBは希少性が高く、現在の市場価値は1700万ユーロ(約23.8億円)となっている。

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