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Jリーグ 1年前

レンタル移籍中に覚醒!? J1市場価値上昇ランキング1〜10位。武者修行で花開いた男たち

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:前田大然(セルティック)

セルティックに所属する日本代表FW前田大然
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年10月20日
保有元/移籍先クラブ:横浜F.マリノス→セルティック(スコットランド)
期限付き移籍期間:2022年1月1日~2022年6月30日
市場価値の増加額:240万ユーロ(約3.36億円)
市場価値の変動:110万ユーロ(約1.54億円)→350万ユーロ(約4.9億円)

 2021シーズン、横浜F・マリノスで圧巻のリーグ戦23得点を決めた前田大然は、「Jリーグ得点王」の看板を引っ提げて2022年1月にスコットランドの強豪セルティックへ期限付き移籍を果たした。

 かつてマリノスを率いたアンジェ・ポステコグルー監督の下で前田はしっかりと出場機会を掴んでいく。リーグ戦デビューとなったハイバーニアン戦で、同じタイミングでセルティックに加入した旗手怜央と共に先発出場すると、開始4分で移籍後初ゴール。最終的にこのシーズンでは公式戦通算22試合に出場し、8ゴール5アシストを叩き出した。

 買い取り義務付きの移籍だったため、2022年5月にセルティック、マリノス両クラブから完全移籍が公式発表された。セルティック移籍前は110万ユーロ(約1.54億円)だった市場価値は、約5か月の期限付き移籍で3倍以上となる350万ユーロ(約4.9億円)まで上昇。ポステコグルーから監督が変わった今季も継続して、センターフォワードと左ウイングを主戦場にして持ち前の快速を存分に生かしたプレーを見せている。

 まだ26歳であることを考えると、今後さらなるステップアップを果たす可能性は高い。90分間猛然と走り続ける献身性が魅力的な日本代表FWは、現在の市場価値が600万ユーロ(約8.4億円)だ。

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