9位:町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)
生年月日:1997年8月25日
保有元/移籍先クラブ:鹿島アントラーズ→ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)
期限付き移籍期間:2022年1月4日~2023年6月30日
市場価値の増加額:115万ユーロ(約1.61億円)
市場価値の変動:85万ユーロ(約1.2億円)→200万ユーロ(約2.8億円)
2016年に18歳で鹿島アントラーズに加入した町田浩樹は、2017年のJリーグ第11節、ヴィッセル神戸戦でリーグ戦初先発を達成。しかし、翌節の川崎フロンターレ戦で右膝前十字靭帯損傷の大けがを負い、リーグ戦デビューシーズンは2試合の出場にとどまった。
しかし、怪我が完治し本調子で迎えた2019シーズンはリーグ戦22試合、翌2020シーズンは21試合とセンターバックでの起用を中心に徐々に出場試合数を伸ばしていった。2021年は、CBながらリーグ戦34試合で5ゴールをあげ飛躍のシーズンに。そして2022年1月にベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへのローン移籍が決まった。
初の海外挑戦で同選手は、移籍後の親善試合でいきなり得点を記録しアピールに成功。シーズン途中からはCBのレギュラーの座を掴み、チームのベルギーリーグ優勝に大きく貢献した。翌22/23シーズンは臀部の負傷で長期間の離脱を余儀なくされたが、前シーズンと変わらない高パフォーマンスをみせ2023年3月末に同クラブへの完全移籍が発表。期限付き移籍した約1年間でその市場価値は115万ユーロ(約1.61億円)アップした。
9月に行われたトルコ代表戦で日本代表A代表初出場を記録した町田の市場価値は現在300万ユーロ(約4.2億円)。成長著しい町田はさらなるステップアップを果たし、冨安健洋、板倉滉に続く日本屈指のCBとなれるだろうか。