1位:ペドロ・ハウル(トルーカ)
生年月日:1996年11月5日
保有元/移籍先クラブ:柏レイソル→ゴイアス(ブラジル)
期限付き移籍期間:2022年2月4日~2022年12月31日
市場価値の増加額:500万ユーロ(約7億円)
市場価値の変動:100万ユーロ(約1.4億円)→600万ユーロ(約8.4億円)
市場価値上昇ランキング1位にランクインしたのは、かつて柏レイソルに所属したブラジル人FWペドロ・ハウルだ。
2021年冬に母国ブラジルのボタフォゴから柏レイソルに加入した同選手は、満足のいく出場機会を得られずメキシコのFCフアレスへ期限付き移籍(2021年9月20日〜2022年1月31日)することを決断。同クラブには約半年の間在籍し、柏復帰後はすぐにブラジルのゴイアスへ期限付き移籍することが決まった。
ゴイアスでのパフォーマンスが同選手の評価を大きく上げることになる。カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)に34試合出場して圧巻の19ゴール2アシスト。チームの絶対的なストライカーとして得点を量産した。
当然、市場価値も大きく上昇し、期限付き移籍前は100万ユーロ(約1.4億円)だったのが、600万ユーロ(約8.4億円)まで跳ね上がった。ゴイアスから復帰後は同じくブラジルのヴァスコ・ダ・ガマへの完全移籍が決まり、同クラブを経て現在はメキシコのトルーカに所属している。
本人にとってJリーグはあまり良い思い出の無かった時間かもしれないが、ブラジル、日本、メキシコと様々な国を渡り歩く同選手はまだ27歳。柏で構想外になった時に他のJクラブも獲得に動き出していた(ブラジルメディア『Esmeraldino』を参照)とされており、今後獲得を狙うJクラブが現れてもおかしくない。
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