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前田大然を「退場に追い込もうとした」。元セルティック選手が判定に不服を示した理由は

text by 編集部 photo by Getty Images

セルティック(古橋亨梧・旗手怜央・前田大然・小林友希・岩田智輝)最新ニュース

レッドカードを提示された前田大然(右から2人目)
【写真:Getty Images】



前田大然、CLアトレティコ・マドリード戦で退場に

 セルティックは現地時間7日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージでアトレティコ・マドリードと対戦し、0−6の大敗を喫した。セルティックは23分にサッカー日本代表FW前田大然が退場し、苦しい戦いを強いられた。英メディア『The Sun』などは判定を疑問視している。



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 前田は相手DFマリオ・エルモソにプレスをかけに行ったが、左足の裏がエルモソの左足すねに当たったようにも見え、エルモソはピッチに倒れ込んだ。主審はいったんイエローカードを出したが、オンフィールドレビューで映像を確かめた末、レッドカードを提示した。

 英メディア『Football Scotland』によると、元イングランド代表のオーウェン・ハーグリーヴス氏は「厳しい判定だ。両足を地面から離しているわけでもない。彼はボールを追って、ボールに少し遅れて行っただけだ」と指摘したという。

「静止画を見ると違った印象を受けるが、主審が(プレーの流れに留意せず)静止画だけをもとに判定を覆したことに疑問を持っている」

 また英メディア『Daily Record』は元セルティック選手のジョン・ハートソン氏が英メディア『TNT Sports』に対し「エルモソは明らかに(意図的に)倒れ、前田を退場に追い込もうとした。エルモソは5、6分間倒れたままだった」と述べたことを伝えた。

 一方、『The Sun』はかつてセルティックに所属していたDFフィルジル・ファン・ダイクが、2015年2月26日のCL決勝トーナメント1回戦セカンドレグのインテル戦で退場となったことに触れている。アトレティコ・マドリード戦で前田に、インテル戦でもファン・ダイクにレッドカードを出したイヴァン・クルジャリアク主審に対するファン・ダイクのコメントを紹介した。

「私のキャリアの中で最悪のレフェリーだ。主審がなぜこのような判定を下したのか分からないが、ショッキングだった。主審の判断すべてが理解できない」

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【了】

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