GK:一森純(横浜F・マリノス)
【写真:Getty Images】
生年月日:1991年7月2日(32歳)
レンタル元:ガンバ大阪
今季リーグ戦成績:24試合26失点
横浜F・マリノスの絶対的守護神としてゴールマウスを守ってきた高丘陽平の移籍に伴い、その後釜としてガンバ大阪に所属していた一森純が抜擢された。昨季はリーグ戦9試合の出場に留まったが、マリノスに期限付き移籍で加入した今季は24試合に出場している。
持ち前の足下の技術を活かした最終ラインからのビルドアップやカバーリング能力は横浜FMの攻守に安定感を加え、ロングパス成功率はJリーグトップレベルの61.4%をマーク。実際、一森のロングパスで局面を打開するシーンも少なくなく、セービング率も70%を超えるなど、優勝を争うクラブで守護神を務ているのも納得のパフォーマンスだ。
一森が第20節名古屋グランパス戦で魅せた低弾道のパントキックについて、元日本代表FW佐藤寿人も「全てのプレーの質が高かった」と絶賛。保有するガンバは第2GKだった谷晃生がベルギー2部のデンデルに来夏まで期限付き移籍しており、両クラブにとって重要な去就となることは間違いない。