9位:堂安律(日本代表)
生年月日:1998年6月16日(25歳)
最新市場価値:1800万ユーロ(約25.2億円)
所属クラブ:フライブルク(ドイツ)
23/24リーグ戦成績:10試合1得点0アシスト
サッカー日本代表の堂安律は、この1年で市場価値を急激に高め、現在はアジアでもトップクラスの1800万ユーロ(約25.2億円)となっている。
堂安は2019年にオランダのフローニンゲンでブレイクした際、20歳で1000万ユーロ(約14億円)の市場価値と評価された。その後は下落していたが、昨年夏のフライブルク移籍がきっかけとなり、市場価値がアップ。昨年6月に800万ユーロ(約11.2億円)だったものが、1800万ユーロになっている。
この上昇は、2022/23シーズンの活躍によるところが大きい。ブンデスリーガで5得点6アシストを記録したほか、日本代表としてカタールワールドカップでもドイツ代表とスペイン代表からゴールを挙げて存在感を示したことも評価されたはずだ。
ただ、その急上昇は続かないかもしれない。今季は第10節まで終えた段階で1得点と、昨季と比べてペースが落ちている。UEFAヨーロッパリーグ(EL)で2得点を決めているとはいえ、やや気になる状況だ。一方で不動のレギュラーという評価は変わらず。ドイツ『ビルト』の選手採点(1〜6で採点。1が最高点)で、今季の堂安は平均3.50という評価で、昨季平均の3.29とあまり変わらない。
堂安の市場価値は、フライブルクで2位タイ。主力としての活躍が求められる立場であり、目に見える結果が欲しいところだ。