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プレミアリーグ第11節、ルートン対リバプールが現地時間5日に行われ、1-1のドローに終わった。この試合でユルゲン・クロップ監督のチームは24本ものシュートを放ち、「ゴール期待値」は「3.51」を記録していた。これだけ攻勢に出ていたのにも関わらず、なぜ昇格組相手に勝ち点2を失ってしまったのだろうか。(文:安洋一郎)
ルートンがリバプール相手に奮闘
【写真:Getty Images】
昇格組のルートンが強豪リバプールに勝利するまであと一歩に迫った。
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同じプレミアリーグに所属しながらも、両チームには大きな戦力差がある。実際に『transfermarkt』の市場価値では10倍以上の差が開いている。
こうした明確な戦力差があった中で、80分に途中出場のタヒス・チョンがCKからのカウンターを見事に沈めてホームチームが先制に成功。それでもリバプールは95分に途中出場のルイス・ディアスが同点ゴールを叩き込み、何とか金星献上を回避した。
逆境で強さを発揮するユルゲン・クロップ監督のチームらしく、最後の最後まで諦めず、ドローに持ち込んだことは大いに評価するべきだが、このような試合展開に持っていってしまったこと自体に問題がある。
実際にこの試合のリバプールは24本のシュートと8本の枠内シュートを放っており、シュートチャンスが得点に結びつく指標である「ゴール期待値」は「3.51」を記録していたそうだ(『The xG Philosophy』を参照)。
なぜ、これほどチャンスがあったのにも関わらず、決定機を決められなかったのだろうか。