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早熟の逸材! 世界10代市場価値ランキング1~10位。最も評価される若き才能は?

シリーズ:10代市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:ラミン・ヤマル

バルセロナのラミン・ヤマル
【写真:Getty Images】


生年月日:2007年7月13日(16歳)
所属クラブ:バルセロナ(スペイン)
最新市場価値:5000万ユーロ(約70億円)
23/24リーグ戦成績:11試合1得点3アシスト

 バルセロナ期待のウインガー、ラミン・ヤマルは5000万ユーロ(約70億円)で3位に入った。10代の市場価値を扱うこのランキングだが、その中でも超の付く早熟で、16歳でのランクインは、このラミン・ヤマルしかいない。

 2012年にバルセロナの下部組織に入ったラミン・ヤマル。その才能はすぐに注目を集めており、今年4月に15歳9カ月でラ・リーガデビューを果たすと、夏にウスマン・デンベレがパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍したことも影響して、今季は開幕からトップチームの一員として活躍中だ。

 16歳のラミン・ヤマルは、『transfermarkt』で市場価値の測定が始まったのも最近。今年8月に2500万ユーロ(約35億円)でスタートし、すでに2倍になっている。

 期待を背負う神童の登場にバルセロナが沸いているが、17歳でデビューを果たしたボージャン・クルキッチは警鐘も鳴らしている。スペイン『アス』に対して、「彼はプロのレベルで戦う準備ができていることに疑いの余地はない」としながらも、「チームの状況からいって、若手に賭けることが半ば義務的になっている。16歳はまだ子どもで、誰もが急ぎすぎている状況だ。まだ成長途中の若手であることは忘れてはいけない」と述べていた。

 神童と呼ばれたのちに大成しなかった選手は数多くいる。ラミン・ヤマルはこのまま世界のトップまで駆け抜けられるだろうか。

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