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早熟の逸材! 世界10代市場価値ランキング1~10位。最も評価される若き才能は?

シリーズ:10代市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:ワレン・ザイール=エムリ

パリ・サンジェルマンのワレン・ザイール=エムリ
【写真:Getty Images】


生年月日:2006年3月8日(17歳)
所属クラブ:パリ・サンジェルマン(フランス)
最新市場価値:5000万ユーロ(約70億円)
23/24リーグ戦成績:9試合1得点2アシスト

 ワレン・ザイール=エムリは、パリ・サンジェルマン(PSG)というスター軍団の中で、17歳という若さでポジションを手にしている驚異の若手だ。今季は飛躍のシーズンになっている。

 14歳でPSGの下部組織に入ったザイール=エムリは、当時から注目されていた若手だった。昨年8月に16歳4カ月でリーグアンデビューを果たすと、2022/23シーズン後半戦は頻繁に起用されるようになっている。

 PSGは今年夏、マルコ・ヴェッラッティの放出を決断。長年PSGの中盤を支えたイタリア代表MFを手放したのは、ザイール=エムリがいたからでもある。今季は開幕からレギュラーとして起用されており、その能力の高さを世界に示しているところだ。

 10月25日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のACミラン戦では2アシストを記録。技術やポジショニングはもちろんのこと、ドリブルのコース取りや身体の使い方でもベテランのような成熟ぶりで、ますます評価を高めている。

 PSGのスペイン人指揮官ルイス・エンリケ監督は先日、フランス『RMC』に対して、「私が代表監督なら、毎回ザイール=エムリを招集する。私は代表監督ではないからそう言う権利はないのだが、起きていることは明白だ」と語り、17歳の教え子をフランス代表に推していた。

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