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【写真:Getty Images】
アビスパ福岡が悲願の初タイトルを獲得
11月4日、国立競技場にてJリーグYBCルヴァンカップ決勝戦が行われた。今回のカードは浦和レッズ対アビスパ福岡。浦和は7年ぶり3度目のカップ戦制覇を目指し、福岡はクラブの初タイトル獲得を狙っていた。後半に浦和が1点を返すも、福岡が前半の2得点を守り切り、この試合を2-1で制した。
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試合開始早々、スコアが動く。5分、FWの紺野和也が右サイドからドリブルでペナルティエリアに侵入し、中へグラウンダーのクロスを送る。すると、走り込んでいた前寛之がこれに合わせ、福岡が先制した。
浦和もボールを動かしながら攻撃を試みるも、良い形が作れず、攻めあぐねる場面が見受けられる。最終ラインからマリウス・ホイブラーテンがロングフィードを供給するシーンもあったが、上手くボールは繋がらなかった。
前半はこのまま終了するかと思われたが、アディショナルタイムに福岡に追加点が生まれる。セットプレーからのチャンスを、またもや紺野が見逃さなかった。今度は左サイドから切り込み、中へ鋭いクロスを供給する。すると、前線に残っていた宮がこれをゴールに押し込んだ。
浦和は2点を追いかける展開となり、後半の頭からMFの大久保智明と安居海渡を投入。攻めに転じたいが、55分にはホイブラーテンが福岡のドウグラス・グローリをペナルティエリア内で倒してしまう。VARの介入を経て、福岡がPKを獲得した。しかし浦和のGK西川周作がこれを止め、スコアは動かない。
ピンチをしのいだ浦和は67分、右サイドバックの酒井宏樹がフリーでボールを受けると、そこから福岡のペナルティエリアへ大きく蹴りだす。そのボールに、後半途中から投入された明本考浩が反応し、浦和は1点を返した。
その後も浦和は猛攻を重ねるも、福岡は1点差を逃げ切り2-1で勝利。この結果により、福岡がクラブ史上初のタイトルとしてルヴァン杯を獲得した。
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