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久保建英、富をもたらす存在に？

　古巣のレアル・マドリードは、レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の再獲得を検討しているが、同選手を獲得することで得られるメリットは戦力面だけではないかもしれない。マーケティング面でも大きな恩恵をもたらすと、スペインメディア『ディフェンサ・セントラル』が報じている。

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　久保はソシエダに移籍する前、レアル・マドリードに在籍していた。しかし、トップチームで1試合もプレーすることなく、マジョルカやビジャレアル、ヘタフェなどへのレンタル移籍を繰り返した。そして、ソシエダに完全移籍した現在はチームの主力として活躍し、今季公式戦13試合で5得点3アシストを記録。その活躍を受けて、レアル・マドリードが再獲得を狙っているだけでなく、マンチェスター・シティやアーセナルなど複数のクラブから興味を示されている。

　同メディアは「フロレンティーノ・ペレスは常に選手のクオリティーに目を向けているが、マーケティングという観点からも選手の売りに注目している。肖像権はクラブの健全性にとって非常に重要であり、久保が生み出すものに彼は驚いている」とし、「久保の加入はあらゆる面でプラスに働くだろう」との見解を示した。同メディアの試算によると、レアル・マドリードが久保と5年契約を結んだ場合、総額1億ユーロ（約159億8000万円）の経済効果があるという。