【写真:Getty Images】
バイエルンが敗退
アディショナルタイム(AT)での劇的ゴールでドイツ1部のバイエルン・ミュンヘンが敗れた。DFBポカール2回戦、ザールブリュッケン(ドイツ3部)対バイエルンが現地時間1日に行われた。ホームのザールブリュッケンが2-1の勝利を収め、3回戦に進出した。国内リーグ王者に何が起こったのか。
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試合が動いたのは16分、フランス・クレツィヒからのボールをペナルティエリア手前で受けたトーマス・ミュラーが右足一閃。グラウンダーのボールはゴール左に吸い込まれた。幸先良く先制に成功したバイエルンだったが、前半ATに同点に追いつかれてしまう。スコアはその後動かず、試合は終盤へ。
すると3部クラブがゴールを決めたのは、またもATだった。96分、右サイドを抜け出したティム・ツィヴェヤが中央へグラウンダーのクロスを供給。ファーサイドから走り込んできたマルセル・ガウスがダイレクトで強烈なシュートを突き刺した。名手マヌエル・ノイアーが完全に逆を突かれ、止めることができず。バイエルンは終盤に逆転ゴールを許してしまった。
これはまさに値千金のゴール。ATの超劇的なゴール後、スタジアムのサポーターは大熱狂。大歓声に包まれた。
バイエルンは最後まで諦めず同点ゴールを目指すも、試合はこのまま終了。ドイツ3部チームが国内トップリーグ11連覇の王者を下すというジャイアントキリングが起こった。