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Jリーグ 1年前

まさに伝説…。Jリーグ史上最高の10チーム。30年の歴史で最強のチームは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

鹿島アントラーズ:2009年

2009年の鹿島アントラーズ
【写真:Getty Images】


主な成績:J1リーグ優勝
監督:オズワルド・オリヴェイラ

 2007シーズンからJ1リーグで2連覇していた鹿島アントラーズが、史上初の3連覇を達成したのが2009シーズンだ。

 Jリーグで圧倒的な強さを誇っていた鹿島。前年との大きな違いの一つは小笠原満男の復帰だった。2008年9月に左ひざを負傷して長期離脱を強いられたが、オフ返上でリハビリに励むと、第3節から先発に復帰し、シーズンを通して活躍。小笠原が先発に戻った第3節から17試合無敗という快進撃を見せている。

 最終ラインでは現在の監督である岩政大樹が“壁”として君臨し、右サイドには内田篤人という豪華な陣容。野沢拓也、興梠慎三、マルキーニョスといった選手たちも輝いた。

 シーズン中盤にやや調子を落とした鹿島は第28節で2位に転落してしまうが、終盤になって底力を発揮。シーズンラスト5試合を全勝で駆け抜けて、史上初の偉業を達成した。

 シーズンを通して活躍した小笠原が年間最優秀選手賞を受賞。30失点でリーグ最少失点となった守備陣では、岩政と内田がベストイレブンに選出され、常勝軍団の安定感をまざまざと見せつけるシーズンだった。

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