4位:ペルシアン・ガルフ・プロリーグ(イラン)
今季リーグ戦平均入場者数:1万880人
リーグ市場価値最高額選手:ホセイン・カナーニ(200万ユーロ=約2億8000万円)
2022年AFCクラブコンペティションランキング:5位
サッカー日本代表がアジアで最も警戒すべき相手の一つはイラン代表だが、同国1部ペルシアン・ガルフ・プロリーグの入場者数は日本のJリーグと大きな開きがある。1試合の平均観客数は、1万880人という状況だ。
それでも、最多優勝回数を誇るペルセポリスをはじめ、セパハンやトラークトゥールは平均で3万人を超える観客が訪れる人気クラブである。
リーグの市場価値最高額選手がイラン代表のホセイン・カナーニというのも、同リーグの一つの特徴だ。他のアジア人気リーグは、どこも外国人選手の市場価値のトップに挙がるが、ペルシアン・ガルフ・プロリーグは自国選手となっている。
その理由として、リーグの外国人の少なさがあるだろう。同リーグの外国人比率は5.7%。Jリーグの14.2%やサウジ・プロ・リーグの29.3%と比較すると、いかに少ないかが分かる。
世界のトップリーグで活躍したスターを呼ばなくても一定の観客数を維持していることは、イランの強みかもしれない。