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Jリーグ 1年前

Jリーグの人気は? アジア国別観客数ランキング1~6位。日本、韓国、サウジ…。トップは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

5位:Kリーグ(韓国)

韓国Kリーグ、全北現代モータースの全州ワールドカップ競技場
【写真:Getty Images】


今季リーグ戦平均入場者数:1万674人
リーグ市場価値最高額選手:ナナ・ボアテング(220万ユーロ=約3億円)
2022年AFCクラブコンペティションランキング:3位

 韓国1部のKリーグは、長い間人気の低迷が指摘されていたが、最近は回復傾向にある。1万674人という平均入場者数がアジア全体から見て多いかは別として、Kリーグとして良い方向に向かっている様子だ。

 Kリーグはコロナ禍前の2019シーズンの平均入場者数が7999人。その前年の2018シーズンが5439人で、最後に8000人を超えたのが2013シーズンという惨状だった。急激に人気が高まっていることがうかがえる。

 今季の平均観客数をけん引しているのはFCソウルで、1試合平均2万2493人という高い水準だ。そのほか、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でお馴染みの蔚山現代や浦項スティーラース、全北現代モータース、水原三星ブルーウィングスも平均が1万人を超える人気クラブである。

 近年では大邱FCもKリーグの人気回復に貢献しているクラブと言われている。こちらは1試合平均が1万723人と、平均をわずかに上回るだけだが、本拠地の収容人数は1万2415人で、連日ほぼ満員ということになる。DGB大邱銀行パークは2019年にサッカー専用スタジアムとして大規模改修されたばかりで、観客が見やすい環境を整えたことで人が集まるようになった。

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