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Jリーグ 1年前

J1リーグ最高額クラブは? クラブ市場価値ランキング1~10位【2023年最新版】

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:ヴィッセル神戸

ヴィッセル神戸
【写真:Getty Images】


監督:吉田孝行
2023リーグ戦成績:1位(18勝8分5敗)
総市場価値:1833万ユーロ(約25億6600万円)
最高額選手:武藤嘉紀

 積極補強でたびたび話題になる近年のヴィッセル神戸。2022年は多大な期待に応えられずリーグ戦は13位に終わったものの、今シーズンは昨季途中から指揮を取る吉田孝行監督のもと、ここまでリーグ戦1位と大躍進を遂げている。

 今夏に市場価値100万ユーロ(約1億4000万円)の元スペイン代表MFフアン・マタや、市場価値120万ユーロ(約1億6800万円)ハンガリー代表MFバーリント・ヴェーチェイを補強してクラブ市場価値を上げているが、彼らはほとんど試合に出ていない。

 チームの主役となっているのは、ブンデスリーガでも活躍した元日本代表FWの大迫勇也だ。市場価値こそチーム内で7位タイとなる90万ユーロ(約1億2600万円)だが、今季リーグ戦31試合に出場して21得点4アシストと、ここまで横浜F・マリノスのアンデルソン・ロペスと並んでトップタイの得点数を誇るエースストライカーである。

 さらに、市場価値180万ユーロ(約2億5200万円)のFW武藤嘉紀、90万ユーロ(約1億2600万円)のSB酒井高徳、同じく90万ユーロ(約1億2600万円)のMF山口螢と元日本代表組のビッグネームが並ぶ。30歳超えという年齢もあって市場価値を減少させつつあるが、それでも1億円以上と評価される選手達だ。積極的なプレスとカウンター戦術が持ち味の今季の神戸において、献身的に走り回ってチームの勝利に貢献する貴重な戦力である。

 リーグ初優勝はもう手が届く所まで来ているが、残る3試合に現在3位の浦和レッズ戦、5位の名古屋グランパス戦が待っているだけに全く油断はできない。経験豊富なベテラン勢の踏ん張りで待望の初戴冠なるか注目だ。

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