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Jリーグ 1年前

J1リーグ最高額クラブは? クラブ市場価値ランキング1~10位【2023年最新版】

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:鹿島アントラーズ

鹿島アントラーズ
【写真:Getty Images】


監督:岩政大樹
2023リーグ戦成績:7位(13勝9分9敗)
総市場価値:1815万ユーロ(約25億4100万円)
最高額選手:鈴木優磨

 平均年齢25.6歳とJ1リーグでもトップクラスに若いスカッドを形成し、今季リーグ戦7位につけているのが鹿島アントラーズ。Jリーグ最多となるリーグ優勝8回を誇る名門クラブだが、2018年にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を優勝して以降はタイトルが遠く、期待に応えられない時間が続いている。

 同クラブで市場価値トップを記録するのがキャプテンでFWの鈴木優磨。Jリーグの日本人全選手の中で最高の市場価値となる200万ユーロ(約2億8000万円)と評価され、リーグ戦13得点5アシストを記録する27歳のストライカーである。それに次ぐのはブラジル出身のMFディエゴ・ピトゥカ。21年冬の加入時には240万ユーロ(約3億3600万円)であったが、31歳という年齢も影響して徐々に価値を落として現在は160万ユーロ(約2億2400万円)となっている。

 市場価値80万ユーロ(約1億1200万円)で22歳のMF佐野海舟、市場価値75万ユーロ(約1億500万円)で23歳のCB関川郁万と、若手選手のスタメン定着もあって鹿島の総市場価値は1815万ユーロ(約25億4100万円)を記録。さらに、昨季終盤から守護神を任される24歳のGK早川友基は、安定したパフォーマンスもあり昨季から大きく市場価値を上げて35万ユーロ(約4900万円)と上昇中である。

 今夏の補強はヴァンフォーレ甲府からSB須貝英大、無所属だったMF柴崎岳を獲得するのみに留まった鹿島だが、チームを率いる岩政大樹監督は夏に「若い選手たちに期待をして、彼らの成長にかけることを貫きたい」とコメントした。そのコメント通り若手の成長と台頭が鹿島復活の鍵となるか、岩政監督にはより強力な指導力が求められている。

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